相続トラブルの例 - 遺産相続、ここがポイント

遺産相続、ここがポイント
遺産相続、ここがポイント > 相続トラブルの例

相続トラブルの例

遺産を相続するときにスムーズに事が進めばいいのですが、残念ながらそうはいかないこともよくあります。
相続トラブルは親族間の関係を悪化させてしまう原因になりますので、できれば避けて通りたいところですがそうは言ってられないときもあるでしょう。
そこでここで最近増えている相続トラブルの例をひとつ紹介したいと思いますので、これから相続をする可能性のある方は参考にしてください。

近年は高齢化の波が押し寄せていることもあって家族の介護をしている人も多く、亡くなるまで介護生活を余儀なくされる人も少なくありません。
実はこの介護が相続トラブルの原因になることがあって、特に兄弟間でのトラブルになりやすいと言われています。

たとえばずっと親を介護してきた次男が親が亡くなった後、兄弟間で相続に関する話合いをしたときに自分は介護をずっとやってきたから少し多めに相続させてほしいと言ったけど、それはできないとほかの兄弟から言われてトラブルに発展するケースがありました。
相続の権利は配偶者、子供にそれぞれ2分の1ずつ引き継ぐ権利があるので、通常は兄弟間で平等に分け合うのが当たり前でしょう。
しかしずっと介護をしてきた側からすればそれは納得できないのも当然ですし、何かしらプラスアルファがあってもいいと思うのも分かります。

こういったケースの場合「寄与分」と呼ばれる亡くなった人へどれだけ貢献したかを考慮するものがありますから、これを主張するといいでしょう。
ただし寄与分の定義は曖昧なので兄弟間でこの件を話しても納得してもらえない場合は家庭裁判所へ判断を仰ぐ形になります。